中国・アジアの工場進出情報
2016.9.1 Vol.28 No.15
ビジネスレポート
ミャンマー・ラカイン州(旧アラカン)のビジネスチャンス
本誌7月15日号でミャンマーでも最もフロンティアの地であるラカイン(Rakhine=旧アラカン=Arakan)州訪問記を書いたが、今回は日本の進出が皆無のラカイン(以下アラカン)のビジネスチャンスを紹介してみたい。ラカイン(旧アラカン)州の州都シットウエー(Sittway)を本拠としてアラカンの重要ビジネスを広く手掛ける大手企業の経営者、アラカン出身で船長(キャプテン)などを経て現在は米国のニューヨークに近いニュージャージ在住だが、ミャンマーの民政化以降、それまでは許可されなかったミャンマー帰国が許可されたため、頻繁にアラカンに戻って起業に賭ける人物にも会った。アラカンのビジネスリーダーたちが「祖国アラカン」の経済発展に熱い思いを抱いており、まだ皆無の日本からの資源に恵まれているアラカンへの投資が始まることを期待している。
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