中国・アジアの工場進出情報

2016.8.1・15 Vol.28 No.14
ビジネスレポート
ワールドケミカルがアセアンにも工場設立へ

 ワールドケミカルは、液体移送機器技術を使う環境機器総合メーカー。独創的「リニアスラリーポンプ」「浮遊物回収装置」「自吸式ろ過機」などを開発、製造販売している。ワールドケミカルは数多くの受賞歴に輝いている。例えば1985年に「スーパーマグ」が'85東京発明展特許庁長官奨励賞受賞、1991年に「ケミフリー」が中小企業優秀新技術新製品賞、1992年に「ドライフリー」が発明協会、科学技術庁長官賞、1993年に「高粘度油回収分離装置」で発明協会、東京都知事賞受賞。1996年に第26回機械工業デザイン賞受賞や通産省グッドデザイン賞、1994年に高粘度油回収機で発明協会、科学技術庁長官発明奨励賞。2009年の第35回優秀環境装置表彰「中小企業庁長官賞」受賞、2005年「勇気ある経営大賞」優秀賞など。東京中小企業投資育成鰍フ出資も得ている。タイでは2015年10月、バンコクに駐在員事務所を開設してまだ1年足らず。今回、バンコクで日本の本社の森渉(もり・わたる)社長と初代タイ駐在員の富村初男(とみむら・はつお)氏に取材した。ワールドケミカルは40年近く前、筆者が勤めていた工業新聞で東京下町の支局での駆け出し記者だった時に何度か取材した懐かしい会社で今回は40年ぶりの取材。
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