中国・アジアの工場進出情報
2016.8.1・15 Vol.28 No.14
バンコクレポート
タイ、8月7日に新憲法で国民投票
来年7月に総選挙も当面、軍政が継続か
タイでは8月7日に新憲法案の是非を問う国民投票が行われる。50%以上が「賛成」すると新憲法案は承認される。タイでは「否決される可能性が高いなら、何らかの理由を付けて国民投票は延期されるはず」との臆測があり、「予定通り投票が実施されるなら、新憲法案は支持されるだろう」との見方が支配的。新憲法案が国民投票で承認されると、次の総選挙は来年7月ごろで、来年中には民政政権が発足する。ただし、新憲法案は軍部が政治介入できる余地を残しているほか、プラユット首相も「今後5年間は監視が必要だ」と発言しており、本当の意味での民政移管はまだ先になりそうである。
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