|
産業アナライズ<化学> |
シンガポール〜油価下落で化学産業の生産高が大幅減 |
|
シンガポールの2015年GDP総額は3,913億S(シンガポール)ドルとなり、成長率は2%と2年連続で伸長鈍化する。製造業の総生産高は2,830億Sドルで、6.8%のマイナス成長、石油・石油化学・特殊化学品等を含む化学産業の生産高は810億Sドルとなり、2014年の1,030億Sドルに比べて21.3%減となる見通しだが、主要産業の一つである化学産業の2015年生産高は全製造業の中で28.6%を占める。石油産業は油価下落の影響を受け前年の465億Sドルから329億Sドルへ減少、石油化学は418億Sドルから344億ドルへと初めて石油を上回り、特殊化学品は99億Sドルから95億Sドルへ減少した模様だ。 |
|
|