中国・アジアの工場進出情報

2016.7.1 Vol.28 No.12
産業アナライズ<電気・電子>
台湾の電子メーカーで明暗くっきり
新興国向け中低価格スマホ向けがカギ

 台湾の電子メーカーの業績が悪化している。多くは米アップル不振の影響を受けた形だ。シャープを買収した鴻海精密工業など電子機器の受託製造サービス(EMS)大手がそろって減収を計上するなか、半導体EMSの世界最大手「台湾積体電路製造」は売上高4.9%増、IC設計最大手の「聯発科技」(メディアテック)は60%近い売上増を達成した。
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