中国・アジアの工場進出情報
2016.6.1 Vol.28 No.10
我が社のアジア戦略
金子産業がベトナムに製造拠点を設立
ASEAN向け事業の拠点に、販社も年内に設立へ
プラントや発電所向け電磁弁などのメーカーとして高い評価を得ている金子産業が、このほどホーチミン市郊外のドンナイ省に新たな製造拠点となる「ベトナムカネコ」を設立した。同社にとって中国、韓国に次ぐ3カ国目の進出となる。中国への進出から始め、より生産コストの低いベトナムで生産拠点を設立する――といった動きは、日本企業のアジア事業としてはさほど珍しいものではない。金子産業のベトナム進出もそうした側面があることは確か。だが「次世代の主力機を生産・販売し、ASEAN市場に対する本格的な参入拠点とする。そして為替に左右されない企業づくりを目指す」という中長期的な企業方針の中核に位置付けたという点で異例であろう。
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