中国・アジアの工場進出情報

2016.4.15 Vol.28 No.7
目黒教授の東南アジア市場参入・必勝セオリー
〜技術とビジネスモデルをどう生かすか〜
第26回:「製品化手法」の適切な選択(7)
〜 SPAの新興国参入戦略 〜 ユニクロのケース(3)

 海外市場参入を目論む企業が、“戦略的意図”に沿って参入戦略の具体的内容を決定するためには、“ストレッチ目標”の設定が不可欠である。「製品化手法」の選択においても、短期的な状況変化に合わせてその都度手法を変えるのではなく、長期的視野から“ストレッチ目標”を設定し、さらには“戦略的意図”を明らかにし、それらに沿った「製品化手法」を採用することが極めて重要となる。株式会社ファーストリテイリングの柳井正社長は、2013年、〈ユニクロの2020年グローバル売上高5兆円、経常利益1兆円〉という長期的な“ストレッチ目標”を打ち上げた。同時に、〈新興国市場を中心に売上を増大させ、グローバルSPAのシェアNo.1になる〉という 壮大な“戦略的意図”を明らかにした。本稿では、“ストレッチ目標”および“戦略的意図”に基づく「製品化手法」の選択について、同社のバングラディシュ市場参入を例に考えて見たい。
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は鰹d化学工業通信社に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved