前号(AMR2016年3月1日号)でラオス中部のカムムアン県(Muang Khammouan)ターケーク(Thakhek)にできた2つのSEZ(経済特区)訪問記を書いたが、このSEZ取材後にターケークで20年間に渡って手工芸品工場を経営している日系企業のLIDOCO(Lao Industry Development Company)を経営する西山重敏(にしやま・しげとし)さん(昭和22年7月21日生まれ)を訪問した。「日本ではドアや収納家具を製造していたが、木材資源が不足する日本を出て木が豊富な国に行こうと考えてミャンマーも検討した結果ラオスを選んだ」と西山さん。木製食器などをラオス人従業員が手作りで生産しているLIDOCOは「20年前に100%外資で認可された初のケースではないでしょうか?ラオス政府機関にはこれまで1円も賄賂を払わないでやってきたから嫌がらせを受けたことも数多いが、なんとか乗り切ってきた」と西山さん。