中国・アジアの工場進出情報

2016.1.1・15 Vol.28 No.1
バンコクレポート
タイで携帯4Gサービスが開始、ブーム続くか
落札額が高騰しバブル崩壊の懸念も

 タイで2016年初めに周波数1800メガヘルツ(MHz)と900MHzを使った携帯電話の第4世代(4G)サービスが始まる。タイでは約2年前に第3世代(3G)サービスが登場し、スマートフォンが年間2800万台も売れるブームとなった。さらに3Gから4Gへのシフトは必然で、新規サービスがタイ経済を下支えると期待されている。ただ周波数獲得を目指す入札が加熱し、落札額は最低価格の2.8〜5.8倍に高騰した。携帯電話会社の業績への影響が心配されており、「4Gバブル」が弾ける懸念もある。
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