中国・アジアの工場進出情報

2015.9.1 Vol.27 No.15
産業アナライズ<食品>
キリンがミャンマー・ビール市場に参入
東南アジアで事業拡大する日系メーカー

 キリンホールディングスは8月19日付で、ミャンマーのビール最大手「ミャンマー・ブルワリー」の株式55%を取得した。取得額は5億6,000万ドル。ミャンマーのビール市場は21万㎘、400億円程度と小さいが、今後3年で1.8倍と急成長が予測される。キリンはシェア8割を握るブルワリーを買収することで、ミャンマーで圧倒的優位に立ったことになる。少子化により日本市場の落ち込みが進むなか、各社とも東南アジア事業に乗り出している。
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