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ビジネスレポート |
ミャンマーで日本人不在の機械設計で成功した豊橋設計 |
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「日本人ゼロ。ミャンマーの若い女性だけで機械設計のCAD(コンピュータ支援設計)をこなしている日系企業がヤンゴンにある」「ミャンマーに進出してまだ2年足らずなのに、すでに日本よりもスキルが勝っている」などと聞き及んでいた豊橋設計(とよはしせっけい、愛知県豊橋市、資本金 1,000万円)のミャンマー法人「Myanmar Toyohashi Engineering Co.,Ltd.にわくわくしながらでかけた。その会社はヤンゴンのチャイナタウン近くのローカル向け大型ショッピングセンターであるニャウンピンレイゼイの隣に並ぶエレベーター無しのビルの5階にあった。会社の住所についてはインターネットの地図で見当をつけて出かけてきたものの、小さな名もないビルが並んでいる下町の一角なので、「もし間違った階段なら隣のビルの階段をまた5階まで登るのはしんどいなあ」と感じながら昇っていくとそこに「Toyohashi」の名を見つけてほっとした。ドアを開けて部屋に入ると3人のミャンマー女性だけがおり、日本とスカイプでつないだままの画面の横で仕事中で、画面では日本の社長らがアポをとっていた私のインタビューを待っていて下さった。筆者は長年記者をしているが、すべてスカイプを通じての取材は今回が初めて。 |
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