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ビジネスレポート |
タイで高品質コーヒーを開発 日本へ本格輸出へ |
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1トンの荷重に耐え、使用しないときには4段に積み重ねて保存できる「STACK」パレット、PP、PE射出成型品などを扱っているタイ生まれの日系専門商社のDoiluan Marketing & Consultant Co.,Ltd(DMC)の巽谷真治(たつみや・しんじ)社長がタイで人気が高まっているコーヒーの豆の開発、販売に乗り出した。同社はタイの日系大手食品メーカーのプラスチック容器、特殊容器などのサプライヤ−として20年の実績が有るが、コーヒー豆を手掛けるのは初めて。だが、かねてISOを取得しての品質管理や得意のパッケージ技術をコーヒー豆の真空パック包装などに生かし、「今までのコーヒー豆貿易業者にはない高品質のサービスを提供していく。昨年は1回、5トンだけを日本に輸出したが当面は1カ所の産地から10トンずつ、3カ所の産地を抱えてトータルで30トンを輸出したいのが目標です」と巽谷社長。コーヒー産地の山から適正価格で買取り、自社で選別して日本に送っている。 |
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