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ビジネスレポート |
新工場着工、異業種へも進出したタイの三光開発 |
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工業用精米・製粉・飼料機械に組み込んで使う木製のフルイを受注生産をしている三光開発(SANKHO KAIHATSUCO.,LTD.)ではバンコク郊外のパトムタニ県にある大型ショッピングセンター(フューチャーパーク)に近いメイン工場が2011年の大洪水で1メートル以上の洪水に襲われて浸水、生産が数カ月間停止する被害を受けたが、すでに立ち直り、経営も好調で受注増が続いている。従来の1ライ(1,600平方メートル)の敷地に建つ工場では生産能力不足になったため、このほど隣接地の1ライを使って新工場の建設を始めた。まだ盛り土をしただけの状態だが、近く工場建屋にも着工し年内にも新工場を完成させる。同社の工場用地は計3ライあり、今回の新工場が完成してもまだ1ライの拡張スペースを確保している。2013年から日系ブラジル人が社長を務めるティー・エス・グループ(斎藤俊男社長、埼玉県児玉郡上里町大字七本木2831の1)と合弁でT・Sタイランド社をバンコク郊外のノンタブリ県に設立、ブラジル人の定番の朝食だというチーズパン「ポン・デ・ケイジョ( Pao de Queijo )」を日本人が作るブラジルの冷凍食品としてタイ市場向け発売を開始した。 |
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