中国・アジアの工場進出情報
2015.2.15 Vol.27 No.3
FOCUS
日系食品メーカーのアジア進出状況
アジアビジネスの新たな中核に/リスト併載
日本企業による食品ビジネスがアジアで盛り上がりを見せ始めている。かつて日本企業のアジアビジネスは食材調達や加工食品調達を大きな柱としていたものの、自動車など工業品にその主役を長く奪われてきた。だが近年のアジア諸国における所得水準の上昇に伴い、付加価値や安全性が求められようになると市場としての地位が上昇。ローカル市場を対象とした投資の本格化が始まっている。確かに自動車産業ほど裾野の広がりはないものの、各物流会社がアジア事業の主軸として「食品物流」を置き始めているほか、段ボールやペットボトルなどパッケージ材や冷温・冷凍機器メーカーも注目するなど、日系企業によるアジアビジネスの中核分野のひとつに成長する気配が見えてきた。
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