中国・アジアの工場進出情報

2015.2.1 Vol.27 No.2
トピックス
釜山新港の熊東背後団地に日系物流会社が続々進出
外国企業誘致へ向けた優遇措置が魅力

 内外トランスラインはこのほど釜山新港の熊東背後団地内に倉庫を建設する計画を発表した。2016年10月に完成、アジアにおけるハブ拠点と位置づける方針だ。同団地を掌管する「釜山港湾公社」が2014年9月に行った1-3期の賃貸募集では31.9万uの土地が用意されており、内外トランスに加えてセンコー、商船三井グループのジャパンエキスプレスといった日系物流会社を含む10社が名乗りを上げている。今年3月に入居が正式に決定する見込み。韓国政府は熊東背後団地内を自由貿易地域(FTZ)に指定し、法人税・関税の減免措置などのインセンティブや賃貸料を低く設定することで外国企業誘致を積極的に進めており、三井倉庫や日陸、第一港運らが倉庫運営を開始している。
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