中国・アジアの工場進出情報
2015.1.1・15 Vol.27 No.1
我が社のアジア戦略
日本精密、ベトナム軸にグローバルサプライチェーン構築
カンボジア工場に関連企業誘致/
計画目標1年前倒しで達成見込む
時計バンドやメガネフレームなど金属精密部品を生産する日本精密(埼玉県川口市)は、2015年夏までにベトナムとカンボジアの生産・加工能力を増強する。現在取り組んでいる中期経営計画「ASEANプロジェクト」を前倒して実施し、目標達成も1年程度早まる見通しだ。以前より海外生産移管を進めていた同社では、今回のプロジェクトを通じベトナムを軸としたサプライチェーン構築を目指している。岡林博社長は「人件費の安いアジアに生産拠点を設ける労働集約型製造業の動きはいずれ限界がくる。必要最低限度の手作業以外は半自動化が望ましい」と指摘、プロジェクト最終年度以降も引き続きASEANを軸とした体制を強化・深化し、グローバル市場での勝ち残りを目指す。
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