中国・アジアの工場進出情報

2015.1.1・15 Vol.27 No.1
FOCUS
【タイ】
BOI認可作業再開も傷跡大きく、
2015年は緩やかに回復

 2014年はタイ経済にとって厳しい一年となった。外国資本の投資振興の根幹を成す組織「投資委員会」(BOI、産業奨励法の窓口)で、大型案件の認可作業が2013年12月から完全にストップ。当初は2014年3月には再開できる見通しであったが延長を繰り返し、本格的に認可作業を開始できたのは同6月となってしまった。こうしたトラブルが外国企業の失望を招いたことは間違いない。自動車投資の主役がインドネシアとインドに移ってしまったこともタイにとっては痛手となった。
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は鰹d化学工業通信社に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved