中国・アジアの工場進出情報

2015.1.1・１5　Vol.27　No.1
FOCUS
【中国】景気低迷が明確も底固さ見せる
　日本企業の投資戦略も「量から質へ」

　中国における2014年のGDP成長率は7.4％と前年から0.3ポイント低下した。中国銀行によると2015年は7.2％に留まる見通し。習近平主席は「ニューノーマルに適応し、冷静な対応を取るべきである」と述べるなど、経済成長のひずみを解決するためには低成長を容認する姿勢を見せており、引き続き成長の主軸を「量から質」とする方針を崩していない。ただ、人民銀行による利下げも引き続き行われる見通しであり景気底上げ策も並行して進められるだろう。
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