中国・アジアの工場進出情報
2015.1.1・15 Vol.27 No.1
FOCUS
【ラオス】2015年GDP成長率は7.4%と予測
水力発電所など大型プロジェクト稼働/タイ景気回復に期待
アジア開発銀行によると、ラオスのGDP成長率は2014年7.3%、2015年7.5%と予想している。昨年は公共投資の遅延、経常赤字に対する施策遅延の影響で成長率は前年比0.3ポイント下落する見込みとする一方、2015年は建設中の水力発電所の稼働やタイの景気回復による輸出拡大で上昇基調にあると見通している。政府は昨年7月の国会で2015年度(10月−翌年9月)GDP成長率目標値を8.0%から7.5%に下方修正したが、7%台を維持する姿勢は堅持している。日系企業の対ラオス投資額も2013年実績で4億570万ドル、前年比15%増と増加。タイとの補完性や優遇措置、安価な労働力を強みに今年も日系企業の進出は増加するだろう。
⇒
全文(PDFファイル)
⇒
全文(HTMLファイル:図表含まず)
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は
鰹d化学工業通信社
に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved