中国・アジアの工場進出情報
2014.12.15 Vol.26 No.22
産業アナライズ<環境>
中国、初の気候変動対応計画を策定
GDP当たりCO
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排出量を2005年比40〜45%削減/
新エネ比率15%
中国の国家発展改革委員会は2014年11月4日、9月19日付で各省・地方政府に対し「国家気候変動対応計画(2014−2020年)」を通知した。中国で気候変動分野における具体的計画が策定されるのは初めて。総合目標として単位GDP(国内総生産)当たりCO
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排出量を2005年比40〜45%削減するとした上で、1次エネルギーに占める非化石エネルギー比率を15%に引き上げる目標を掲げた。工業生産過程における非エネルギー活動によるGHG(温室効果ガス)排出を効率的に抑制し、GHG排出量の増加を継続的に減速させていく考え。また低炭素社会構築に向けた「ローカーボンテスト地点」を設置するとともに各省や地域単位での取り組み、類別対応策なども明示している。
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