中国・アジアの工場進出情報

2014.10.1 Vol.26 No.17
産業アナライズ<新エネルギー>
中国太陽光発電業界、2014年上期モジュール輸出9.5GW
生産は15.5GW/下期は米国の反ダンピング関税影響見込む

 2014年上期(1−6月)の中国太陽光発電産業は、各社の業績回復を受けシリコン、セル、モジュールともに前年同期を上回る実績となった。モジュール生産は15.5GW、売上高ベースで722億元(1兆1,600億円)となり、最大の輸出国は日本。好調な輸出に支えられ中国各社の業績も改善している。一方、米国による2014年2月の中国製太陽電池に対する反ダンピングの仮裁定、同年7月の台湾メーカーを含む反ダンピング関税適用仮決定の影響が出始めており、下期にはさらに影響を及ぼすと見込まれている。
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