|
産業アナライズ<新エネルギー> |
台湾、2030年再生可能エネルギー普及目標を
13.75GWに修正
2成長分野・太陽光発電を倍増/世界第2位の生産大国に |
|
台湾経済部能源局は2014年1月16日、2030年の再生可能エネルギー普及目標を従来目標値(2013年5月発表)比10.0%増の1万3,750MWに引き上げた。屋根設置型の普及を中心とした普及促進策に取り組む太陽光発電を倍増の6,200MWに上方修正したことが寄与している。一方、バイオマス発電や水力発電については、エネルギー源や開発可能性などの諸課題を考慮し下方修正した。一方、生産面については2013年生産総額は前年比13.8%増の4,243億台湾ドル(1兆4,000億円)に達し、2008年(1,601億台湾ドル)比2.6倍超となった。中でも太陽電池とバックライトモジュールの生産はともに世界第2位、LED部品については世界第3位と、再生可能エネルギー産業が大きな成長を遂げていることが示された。 |
|
|