中国・アジアの工場進出情報
2014.7.15 Vol.26 No.13
ビジネスレポート
地雷原を安全化して競争力ある農業を拡大するカンボジア
2012年12月15日号のAMRで「カンボジアで農業を起業した日本人」という題でカンボジアでキャッサバの大規模栽培を目指す亀田晃夫(かめだ・あきお)氏について紹介した。その記事は主に首都プノンペンで取材したものだった。このほど亀田氏のメーンの農園があるタイ国境に近いバッタンバン、パイリン周辺の700ヘクタール以上のキャッサバ栽培の現場を訪問し取材した。カンボジア北西部にあるカンボジア第2の都市であるバッタンバンからパイリン、その先タイ国境方面にかけてはかつてポルポト派の拠点だったが、肥えた土壌の農地や平原が広がっている。バッタンバンは地雷、不発弾の事故数がカンボジアで最多の地としても知られ、現在でも年100件以上のペースで足が吹飛ばされるといった事故が続いている。地雷問題に向き合いながらも農業に取り組む亀田氏は、バッタンバンとパイリンの中間で地雷処理のボランティア活動に明け暮れる元陸上自衛隊出身の高木茂(たかぎ・しげる)氏も紹介してくれた。
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