中国・アジアの工場進出情報

2014.7.1 Vol.26 No.12
我が社のアジア戦略
協和エクシオ、フィリピン軸にアジア展開
20数年の基盤・実績を活用/越・インドネシア視野

 電気通信工事業大手の協和エクシオ(東京都渋谷区)はフィリピン通信最大手「フィリピン・ロング・ディスタンス・テレフォン」(PLDT)からマニラ近郊2地区の通信設備工事・保守業務を受注した。3カ年合計で受注高18億円となる大型案件の獲得を機に、同社ではフィリピン法人を軸とした海外事業強化に本腰を入れる。経済成長が続く東南アジア地域における通信インフラ需要の取り込みに加え、日本国内で培った保守・維持管理ノウハウを展開、高品質・高付加価値の総合エンジニアリングサービスを提供していく考え。まずは10数億円規模で事業基盤を構築しながら、2015年以降からのベトナムやインドネシアでの本格展開を視野に入れる。すでに通信キャリアやベンダーなどと“種まき”は済ませており、今後の成長に向けた準備を開始した。
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