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産業アナライズ<建築> |
海外建設受注、前年比19%増で3年連続プラス
アジアが全体をけん引/2兆円規模回復も照準 |
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海外建設工事受注が好調に推移している。アジアを中心に日系企業の進出による工場建設、経済発展に伴う建設需要を背景に、2013年の受注総額は前年比19.5%増の1兆8,413億円と3年連続でプラスとなった。日系企業からの受注を軸に建築工事・建築設備関連が伸長しており、ゼネコンだけでなくサブコンの受注増加が全体を底支えしている状況だ。受注高が高い国は中国や東南アジアが占めており、今後受注を伸ばしたい国としても東南アジア諸国がトップ5に並び、今後もアジアが市場をけん引する構造が続くと見込まれている。 |
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