中国・アジアの工場進出情報
2014.6.15 Vol.26 No.11
産業アナライズ<環境>
日中韓3カ国、炭素税導入余地あり
IGESが試算/日中5〜12ドル、韓国2.3〜3.5ドル水準
地球環境戦略研究機関(IGES)の調査によると、日本・中国・韓国の北東アジア3カ国のエネルギー消費の大きい企業は適度な炭素税負担が可能だと指摘している。日本・中国の企業ではCO
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排出量1トン当たり5〜12ドル、韓国企業では同2.3〜3.5ドルと試算した。炭素税やGHG(温暖化効果ガス)排出権取引制度といった炭素価格付け制度の導入は、企業の反対が最大の障害と指摘されているが、適切な税金控除策や税収の有効活用、段階的な導入などに配慮すれは企業側の支持が得られると提言している。
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