中国・アジアの工場進出情報
2014.5.15 Vol.26 No.9
目黒教授の東南アジア市場参入・必勝セオリー
〜技術とビジネスモデルをどう生かすか〜
第5回:同質化市場と成長(未同質化)市場をどう分けるか
第1回から3回に渡り、東南アジアにおける消費市場の成熟化および同質化について述べてきた。また前回(第4回)は、成熟期を迎えた東南アジア消費市場においてなぜ急速に同質化が進むのか、欧米系外資企業と地場財閥による“強者同盟”という言葉をキーワードに、競争分析の視点からその理由を明らかにした。先述したように、成熟期を迎えた海外市場において同質化が進み、製品の差別性が失われ、価格競争が激化すれば、従来型のマーケティング手法は効力を失い、膨大なマーケティングコストが進出企業を圧迫するようになる。東南アジア諸国市場への参入戦略を論じる前に、我々はどの国のいかなるカテゴリーにおいて同質化が進んでいるのか、各国市場をあらかじめ分類しておかなければならない。
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