中国・アジアの工場進出情報

2014.5.15 Vol.26 No.9
武部勤のアジアの未来図
ユスロン駐日インドネシア全権大使に聞く
両国関係の重要さ

 この2月、古い知己であるユスロン・イザ・マヘンドラ氏が駐日インドネシア全権大使として着任された。氏は筑波大学に留学経験があるほか、現地紙「コンパス」の日本支局長を務めた経歴を持つ知日派であり親日派。そんな氏が大使として着任されたことは、日本および両国関係にとって心強い出来事である。個人的にもこのような形で再会することができ嬉しい限りだ。インドネシアは、日本にとって政治・経済の両面における最重要国の一つである。2億4,000万人を超える巨大な人口を擁し経済成長が目覚ましい同国は、日本にとって将来を支える重要なパートナーとなる筈である。今回は私が聞き手となり、ユスロン大使に自身や両国関係に対する想いについてインタビューを行ったので、その内容を対談形式でご紹介したい。なお快く受けていただいたユスロン大使の友誼、全面的に協力してくださったインドネシア大使館の皆様に対し、誌面をお借りしてお礼を申し上げたい。
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