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投資環境スタディ |
賃金倍増を求めるカンボジアの現状(下) |
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近くPPSEZに大工場を建設するデンソー
デンソーも近くPPSEZに本格進出する計画で、同団地の入り口近くに10万平方メートルの用地を延長可の50年間の借地権を購入、更地にデンソーの看板を立てている。しかし同じトヨタ系のジーエスエレテックとデンソーの折半出資の合弁のG・S・エレクテック(カンボジア)はPPSEZですでに操業しており、マグネットセンサー、ディーゼルフィルタレベルスイッチ、ウオッシャーホースなどを生産している。今泉力GMは、「新・新興国での先行モデルとして拡充、拡大」をカンボジア、ラオス、ミャンマーの3カ国を対象に進出での投資環境の調査検討した結果、「カンボジアは内需が小さいが、PPSEZならインフラが整備されておりすぐに進出可能」として「〇」、ミャンマーの将来性はあるが現時点での進出は困難として「△」、ラオスは人口が少なく、インフラも悪い」として「×」とし、カンボジア進出を決めた。工場は3,000平方メートルのレンタル工場で、2013年4月に上記の会社を設立、その3カ月後の7月に生産を開始した。従業員数は60人ほど。 |
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