中国・アジアの工場進出情報
2014.4.1 Vol.26 No.6
産業アナライズ<建築>
インドネシア建築市場、設計・施工で現地対応必須
建築設備未整備多いも日本技術活用に期待/
建設関連30社が進出済み
経済成長に伴う内需拡大を背景に東南アジアへの進出が相次ぐ中、典型的な内需型産業といわれる建設業界でも同地域での事業展開を目指す動きが顕著になっている。東日本大震災による復興特需、オリンピック開催決定などの直近の需要が見込めるとはいえ、長期的視点でみれば人口減少に伴う市場縮小は止まらないことから、アジア先進国中心から新興国をターゲットに現地進出を目指す傾向が高まっている。現状における新興国での建設需要は進出企業の工場案件が中心だが、今後は商業ビルやマンションといった近代的建築物ニーズが増え、それに伴う建築設備需要の増加が見込まれる。日本の建築給排水設備を研究する「給排水設備研究会」ではこれら東南アジア市場における建築設備の現状を調査しており、2013年11月にはインドネシア・ジャカルタを訪問。設計・施工面で課題が多いインドネシア市場で、日本の技術・ビジネスとのコラボレーションの可能性を模索している。
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