中国・アジアの工場進出情報
2014.3.15 Vol.26 No.5
産業アナライズ<新エネルギー>
ベトナム再生可能エネルギー、風力発電の潜在力に期待
沿岸部立地で欧州勢など進出/FIT導入し2省が先行
東南アジア地域において原子力発電所導入に積極的に取り組むベトナムは、同時に再生可能エネエルギーの開発・導入についても力を入れている。経済成長と人口増加を背景にエネルギー消費量が増加、安定的なエネルギー確保が急務となっているからだ。政府は国家電力開発計画において、再生可能エネルギー比率を2020年に5.6%、2030年には9.4%まで引き上げる方針を打ち出している。従来から導入されている水力発電、バイオマス発電に加え、長く伸びる海岸線や季節風などの条件から風力発電への期待が高い。先行して2省で建設・導入が開始され、欧州企業も参入。電力送電網の整備など課題はあるが、今後の進展に注目が集まっている。
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