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ビジネスレポート |
昭和電機製作所がミャンマーに慎重進出
タイ工場のミャンマー人従業員がタイと同額給与で移籍 |
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1951年から量産品向けでない各種トランス(変圧器)を製造する昭和電機製作所(SHOWA ELECTRIC WORKS CO.,LTD.、静岡県駿東郡清水町徳倉68、塩田洋一社長、資本金1,000万円)が初の海外工場をタイに決めたのは2003年11月。このタイ法人のSDSエレクトリック社(SDS ELECTRIC (THAILAND) CO.,LTD.)の資本金は600万バーツでタイ側51%日本側が49%出資。タイ工場(現在の従業員数は28人)を立ち上げ、現在も社長を務める安井啓二(やすい・けいじ)社長(1955年7月生まれ)によると同社は「タイに競争会社がない」オンリーワン企業ながら、「タイの生産コストアップが続く一方、民主化が進むミャンマーの経済力が飛躍的に高まる」と見てタイに進出した直後から10年をかけてミャンマー進出を具体化させ、SDS エレクトリック ミャンマー社(SDS ELCTRIC MYANMAR CO.,LTD)を2013年7月に稼働させた。同社のゾー・ウイン(Zaw Win)社長は、かつて日本で電気工事を10年間経験して日本語も堪能なミャンマー人だが、ミャンマー法人の社長就任が決まるまでに安井社長は8年間もミャンマーに通って人を見極めた末に決断した。 |
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