中国・アジアの工場進出情報
2014.1.1・15 Vol.26 No.1
バンコクレポート
タイのインラック政権が崩壊
来年2月2日の総選挙も視界不良に
タイで再び政治混乱が起きた。野党・民主党や学生、退役軍人などが組織する反タクシン派が大規模な集会とデモを展開、タクシン派との衝突で5人が死亡した。与党・貢献党がタクシン元首相の帰国に道を開く恩赦法を強行採決したのがきっかけだが、その後、反政府勢力は政権打倒に目標を変更し、行動をエスカレート。インラック首相は、反政府勢力が大規模なデモを予定していた12月9日朝、下院を解散すると突然発表した。しかし、反タクシン派が要求しているのは「人民議会」の新設であり、解散総選挙をしても状況は変わらないと主張し、膠着状態が続いている(2013年12月20日時点の現地リポートです)。
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