中国・アジアの工場進出情報
2014.1.1・15 Vol.26 No.1
FOCUS
【インドネシア】成長減速も投資有望国の期待続く
人件費上昇・選挙など回復は年央以降
ここ数年6%成長を維持してきたインドネシア経済だが、2013年は割り込む可能性が高い。2013年8月のルピア急落以降、政府は輸入抑制と輸出促進を軸とした緊急経済対策を講じ、中央銀行もインフレ抑制のため利上げを実施したが、経常赤字体質に米国量的緩和策の縮小観測などで依然ルピア安が続いている。昨年末には2回目の経済対策を公表したが、7月の大統領選挙を控え先行き不透明な状況となっている。一方、海外直接投資は依然二ケタ増と順調に推移しており、若干ブレーキがかかったとはいえ目標額の320億ドル規模は達成できる見通し。日系企業の投資も自動車関連を中心に引き続き増加、日系自動車メーカーの相次ぐ新増設計画に伴い部品関連を中心とした中堅・中小企業の進出が続くと見込まれている。
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