中国・アジアの工場進出情報

2014.1.1・15 Vol.26 No.1
FOCUS
【タイ】外資直接投資は22.1%減、選挙控えた政治が不安要

 2013年はタイ経済にとって厳しい1年となった。同国財務省は13年のGDP成長率を4月予想の5.1%から4.2%、3.7%、そして12月には2.8%と下方修正を繰り返した。理由はいくつかある。洪水からの復旧需要が一巡したこと、自動車購入支援策の終了で個人消費が伸び悩んだこと、バーツ高に伴う輸出額の下落、そして政治的混乱。2014年のGDP成長率予想についても財務省は5.1%から4.0%に引き下げており、こうした状況は外資投資にも悪影響を与えている。
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