【工作機械】
今期業績は低迷も受注回復は明らか
工作機械のアジア市場はようやく底を打ったようだ。2013年度2Q(7〜9月期)の受注額は1Q比で5%のマイナス成長となったものの、大底と見られる2012年度4Qから30%増を達成した後のことであり、回復基調が続いているとしていいだろう。オークマのアジア地域における2Qの受注額も前年同期比58.2%増の87億円にまで回復した。
ただ主力とする機種により納期の長短があるため、今期の業績についてはメーカーによって上方修正と下方修正が混在する結果となっている。 |
自動車向けで回復
電気向けは低迷続く
日本工作機械工業会がまとめた10月の工作機械受注実績は、1,022億1,100万円(前年同月比8.4%増)となった。1,000億円台は2カ月連続。前年同月比では18カ月ぶりのプラス転換で回復が続いている。