中国・アジアの工場進出情報

2013.11.1 Vol.25 No.19
ビジネスレポート
アマタ・ナコン工業団地内だけで日系工場の顧客が600社も
タイの日系工具販売大手のスミポン社が同団地に大型支社開設

 タイで日本製の工具販売とアフターサービスに特化しているバンコクのスミポン社(Sumipol Co., Ltd. 284 On-Nut Road,Kwaeng Prawet,Khet Prawet Bangkok)は1988年、住友電気工業(タイランド)出身のチラパン・ウンラパトーン社長の単独出資で誕生した。約3万種の日本製ツールを恒常的顧客に限っても毎月2,000社に配達している。このほど日系企業の工場が多いチョンブリ県のアマタ・ナコン工業団地内に大型の自社ビルである東部支社(Eastern Regional Office)を開設した。このアマタ・ナコン工業団地だけに限っても600社の顧客がいると同社のトーンポン取締役営業部長。「今回の東部支社の完成を機に(同工業団地内を中心に)毎日2回の配送も可能」(同)と言う。製品を調達している住友電工ハードメタル、OSG、アライドマテリアルの工場があるウエルグロー工業団地は、バンコクの本社とアマタ・ナコン工業団地の中間に位置していることも同社にとって戦略的なロケーション。ナコンラチャシマ(コラート)にあるナワナコン工業団地とアマタ・シティ工業団地(ラヨン)にも販売・サービス事務所を構えている。
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