中国・アジアの工場進出情報

2013.11.1 Vol.25 No.19
トピックス
水ビジネス関連の投資案件が相次ぐ

 以前に比べれば熱気は冷めたものの、日本企業によるアジアにおける水ビジネスへの取り組みは拡大を続けている。水ビジネスは上下水道事業、水処理事業、装置・設備・膜の販売事業の3つに大別できる。水道事業は集金も含めリテールビジネスとしての意味合いが大きく、総合商社や旧日立プラントテクノロジー(現日立製作所)のように先行する一部企業でなくては取り組みが難しく参入は限定的。一方、水処理事業については装置・設備メーカー、膜メーカーの参入が目立ちはじめた分野である。これらを供給するだけでは競合メーカーとの競争になってしまうが、各社が持つ技術や装置を核とした水処理施設そののものを設計段階から運営まで手掛けることで優位に立とうというもの。大手装置メーカーが先行して取り組んでいたスタイルであるが、規模の大小はあれど裾野は確実に広がりはじめている。
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