中国・アジアの工場進出情報

2013.10.15 Vol.25 No.18
ビジネスレポート
日本人ビジネスマンの出張者目線でミニホテル作り
この2年間で5棟、将来はベトナム以外への進出をめざす
東屋(あずまや)ホテル

 筆者はこれまで数十年間に渡るアジア取材を通じて、アジア各地の都市でその中心部に常宿のホテルがあるが、ベトナムではこれまでは毎回、泊まるホテルを変えていた。以前は大型ホテルに泊まっていたが、そのすぐ近くには細長いホテルが林立、そこは有名ホテルでチャージされる部屋代を除くインターネット代と喫茶代程度の数十ドルで快適に泊まれることを知って以来、だいたいはこの種のエコノミーホテルに泊まっている。ベトナムもミャンマーなどと同様、都市の土地代が極めて高く、それが外資サービス産業の投資が増えない原因にもなっている。土地が高いからミニホテルも高層になり、私がかつて泊まっていたホテルでは独立した12階建のビル全体がホテルなのに部屋数は40。この数字からホテルは細長く建つペンシル型でワンフロアに4室しかないことが理解されるだろう。今回、ホーチミン市で同種のホテルに泊まったが、今後は絶対このホテルを常宿にしようと決めてきた。「東屋(あずまや)」というミニホテルで、工場取材を約束していた友人が予約を入れてくれた。
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