中国・アジアの工場進出情報

2013.10.15 Vol.25 No.18
クローズアップ
医薬品・医療機器分野のアジア進出増加の兆し
官民一体での国際展開で支援団体新体制/
シンガポール拠点設置急増

 2013年4月、外国人向け日本式医療サービスの提供を目指す支援団体「メディカル・エクセレンス・ジャパン」(MEJ)の新体制が発足した。これまで国内サービス基盤強化を目的としていたが、今回の組織拡充で日本の医療技術・サービスの海外進出を新たな目標として掲げた。現内閣が経済政策「3本の矢」の1つである「戦略市場創造プラン」として医療分野を成長戦略の柱とする方針を示したことで、近い将来には医療サービスのパッケージ輸出が本格化する兆しが見え始めた。一方、今後の市場拡大を狙い医薬品・医療機器メーカーのアジア進出はここ数年増加。進出先は世界最大の人口規模に加え高齢化・疾病患者数が増加している中国、アジア内でも先進医療が進んでいるシンガポールへの拠点設置や協業が目立つ。
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