中国・アジアの工場進出情報
2013.9.1 Vol.25 No.15
Foreign enterprise in Asia
Foreign enterprise in Asia
[台]騰龍アロマ
福建省PX新設備の稼働遅延
台湾・騰龍グループの騰龍アロマティックスが福建省・古雷半島に新設したPX(パラキシレン)年産80万トン設備の稼働が遅れている。水素化分解装置の試運転中に小規模な火災が発生しパイプラインから水素の漏洩が確認されたことが原因で、稼働時期は現段階では不明。同社は総額30億ドルを投じて石化コンプレックス建設を進めており、PXとコンデンセートスプリッター(年産400万トン)複合設備はその中核部分。2013年7月初旬にコンデンセートスプリッターの試運転を開始し、同月末からPX設備を稼働させる計画だった。
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