中国・アジアの工場進出情報

2013.7.15 Vol.25 No.13
トピックス
飼料事業が拡大
中部飼料、丸紅など

 アジアにおいて生活レベルの向上で肉・魚類の消費が増加しているのに伴い、飼料の需要も拡大傾向にある。農林水産政策研究所によると飼料用穀物需要が2021年には9.5億トン、2009年比では29.1%増となる見込みだが、その伸びの多くを中国をはじめとするアジアが占めると見られている。動物飼料添加物についても、2011年に135億ドル規模だった世界市場は2018年には175億ドルに達すると予測されているが、アジア太平洋地域の市場シェアは32.4%でトップになると見られている。とくに中国やインド、ブラジルといった新興国で成長率が高く2011年は23%だった地域での成長率が、2018年には39%になる見込み。こうした状況を踏まえ、日系企業も飼料ビジネスへの投資を強化しつつある。
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