中国・アジアの工場進出情報

2013.7.15 Vol.25 No.13
トピックス
シャープ、中国国営企業と江蘇省に液晶パネル生産合弁設立へ
アジア企業と協業で経営再建目指す

 経営再建中のシャープは中国国営電子関連企業「中国電子信息産業集団」(CEC)と提携し、南京市に第8.5世代の液晶工場を運営する合弁会社を設立することを決定した。2014年3月に合弁会社を設立し、2015年6月から生産を開始する。同社はCECに対して、最新の「IGZO」など高精細TFT(薄膜トランジスタ)液晶パネル・モジュール技術を供与し、数百億円の技術指導料を受け取り、その一部を出資金に充てて投資負担を抑える狙い。新工場では同技術を用いた第8.5世代液晶パネル・モジュールを生産する計画。
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