中国・アジアの工場進出情報

2013.6.1 Vol.25 No.10
ビジネスレポート
ミャンマー生産が中国での生産を上回った奥田縫製

 奥田縫製(岐阜市東川手2-54、奥田武彦社長、資本金1,000万円)は1960年(昭和35年)の創業、1973年(昭和48年)5月に株式会社となり、今日では紳士スラックス(メンズパンツ)専門では年間330万着を製造する最大手。日本国内では品質、納期、企画・提案力で知られ、とりわけシロセット、ウォッシャブル、ハウセット(抗菌・制菌・防臭等複合加工)での評価が高い。国内では秋田県に進出後の1982年(昭和57年)に青森県に進出、現在でも、つがる市など青森県内3カ所で工場を操業中。だが、年間生産量は国内が25万着、中国142万着、ミャンマー150万着、ベトナム12万着の計330万着(同社ホームページによる)と日本国内での生産は総生産の1割未満となり、海外最大の生産拠点がミャンマーになっている。「ミャンマーは首都ヤンゴン以外の地でさらに増産していきます」(同社)という同社ミャンマーの主力合弁工場として2003年(平成15年)4月に設立されたアジア・ローズ・マニュファクチャリング社(代表者チンムイ氏)の工場を訪問した。
全文(PDFファイル)全文(HTMLファイル:図表含まず)

全文閲覧はAMR購読者限定のサービスです >>> まずはAMR無料サンプルを
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は鰹d化学工業通信社に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved