中国・アジアの工場進出情報
2013.6.1 Vol.25 No.10
産業アナライズ<環境>
「第2回東アジア低炭素成長パートナーシップ対話」でCOP19に布石
日本から途上国のリープフロッグ型発展スキームも提案
5月18日、東京で「第2回東アジア低炭素成長パートナーシップ対話」が開催され、東アジア首脳会議(EAS、東アジアサミット)に参加する18カ国の閣僚や関連オブザーバーが出席した。世界経済のけん引役と同時に資源・インフラの制約により気候変動の影響が最も深刻といわれるEAS地域における、低炭素成長を実現する重要・必要性を再確認するとともに、官民連携による事業促進・技術活用に関する具体的方策を議論。日本にとっては今年11月に開催されるCOP19(国連気候変動枠組み条約締約国会議)に向け、二国間オフセット・クレジット制度推進など「攻めの外交戦略」の構築につながる成果に結び付いたもようだ。
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