中国・アジアの工場進出情報

2013.5.15 Vol.25 No.9
ビジネスレポート
鍛造金型専業としてタイに初進出したSAMツールズ&ダイ

 日本でもタイでも自社工場はなく日本では協力工場を使って鍛造金型の設計・製造・販売を行ってきた開発商社の鰍gOP(名古屋市、齊藤瑞穂社長)がタイでも協力工場を使う形でタイに進出した。HOPがタイに資本金600万バーツを出資したタイ・チョンブリ県のSAM TOOLS & DIE CO., LTD.(SAMツールズ&ダイ社)では冷間鍛造、温間鍛造、熱間鍛造、回転成形などの設計、解析シミュレーション、金型製作、ダイセット金型、量産ラインなど、長年に渡り日本で手がけて高めた独自技術をタイに移転しての鍛造金型の設計・製造・販売を開始した。タイの顧客の要望にベストソリューションを広い分野で提供するコンサルティングも実施する。チョンブリ県のアマタ・ナコーン工業団地付近の空き地を購入、2階建ての自社(写真)を完成させて受注開始したばかりだが、「専業鍛造金型メーカーとして、設計から製造、試作(サンプル出し)まで日本人が一貫して対応する」企業として注文が急増中だ。
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