中国・アジアの工場進出情報
2013.5.15 Vol.25 No.9
バンコクレポート
チャイナ・プラスワンから「タイ+1」に
インドシナ経済圏形成への期待高まる
最近、「タイ・プラスワン」(タイ+1)という言葉をよく聞く。かつての「チャイナ・プラスワン」は中国リスク回避のため、ベトナムなど東南アジアを補完的に利用する意味合いが強かった。しかし今回の「タイ+1」は、タイを生産基地(ハブ)とし、ベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマーのCLMV諸国がその一部を分担する地域拡大策となる。背景にはタイの労働力不足と今年1月からの最低賃金引き上げなどがあり、さらに2015年に発足する東南アジア経済圏(AEC)が追い風となる。その動きはまだ著に付いたばかりだが、今後、拡大する気配である。タイを中核にした「インドシナ経済圏」の実現に向けた動きを追った。
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