中国・アジアの工場進出情報
2013.4.1 Vol.25 No.6
産業アナライズ<環境>
中国、環境対応で化学品関連法規制強化
中国版REACHの査察、危険化学品関連の取り締まりも
日本や欧米などを中心に、化学物質の管理手法が危険性ベース管理からリスクベース管理にシフトし、国連による「GHS(化学品の分類および表示に関する世界調和システム)」の導入が進められている。中国でも先進国の動きに対応し、国際レベルに合致した体制を整備するため、化学物質管理規制の改正を進めている。第12次五カ年計画(2011〜2015年)期間中には、環境分野での構造調整と排出削減政策の健全化による汚染物質の排出削減を目標に、化学工業分野においても環境リスクの防止措置・要求を明確化することを目指している。そのためにも化学物質の環境リスク評価・管理技術の確立を積極的に推進していく姿勢だ。
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