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ビジネスレポート |
ミドリ安全
フットウエアー部門初の海外工場がまもなく満5年に |
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ラオ・ミドリ・セーフティ・シューズ(先崎文隆社長)は安全靴メーカーとして知られる日本のミドリ安全のラオス法人として2007年3月に設立された。2008年9月にビエンチャン特別市ナサイトン郡フェイナムエン村に工場を完成、安全靴の製造販売を開始した。2009年6月には安全靴のJIS認定工場(JIS T 8101)になった。首都ビエンチャンから国道13号線を30キロ北上した場所にあるが、3万2,000平方メートルの敷地がある工場から道路を隔てたほぼ正面に2006年1月に操業開始した紳士用シャツの山喜の工場がある。山喜はタイ工場の分工場として進出している一方で、ミドリ安全は日本からの直接進出。ミドリ安全フットウエアー部門にとって初の海外工場がこのラオス工場で、それ以前は主にOEM生産がなされていた。また、香港とタイに営業拠点を構え「これまでは日本向け生産がほとんどだったが、将来はタイを拠点にASEAN各国向けにも販売して行きたい」と説明するのは2010年から2代目のラオス工場代表として指揮をとっている取締役工場長の遠藤隆氏。 |
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