中国・アジアの工場進出情報

2013.3.1 Vol.25 No.4
バンコクレポート
タイ石油がベトナム、インドネシアで石化事業拡大
北米での「シェールガス革命」にも挑戦

 タイ最大の企業、国営タイ石油会社(PTT)が国内および周辺国における事業拡大に積極投資している。PTT本体や資源会社子会社、石油化学子会社を含めたグループの投資総額は今後5年間で4兆円を超える。2015年に誕生する東南アジア経済圏(AEC)に備えて国際競争力を引き上げるほか、高付加価値路線により収益向上を図る。ただ背景にはタイ湾で生産する天然ガスがそう遠くない時期に枯渇するとの懸念があり、豊富な資金があるうちに安定した収益構造を確立したい思惑があるようだ。
全文(PDFファイル)全文(HTMLファイル:図表含まず)

全文閲覧はAMR購読者限定のサービスです >>> まずはAMR無料サンプルを
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は鰹d化学工業通信社に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved